腸内細菌と病気の関係

2016-10-16

腸内細菌と病気の関係
腸内細菌と病気の関係

腸内細菌と病気の関係腸内には、おおよそ1000種類、100兆〜1,000兆個の細菌がすんでいるそうです。腸内の細菌は栄養素を作り出したり、免疫にかかわった りしてヒトの健康維持に役立っています。最近、その腸内細菌が病気ともかかわることがわかり、注目されているという記事が2016年10月15日 の朝日新聞に載っていました。体にすみついている細菌は 「常在菌」 と呼ばれ、たまに体内に入って感染症を引き起こす病原菌とは区別されています。常在菌は口、鼻、耳、皮膚などにいますが、最も多いのは腸管内だそうです。 常在菌は “叢(そう)” と呼ばれる集団を作り、病原菌に対するバリアーにもなっていますが、その裏返しとして、腸内細菌の種類や数の変化が病気とかかわることが次第に分かってき たと記事には書いてありました。
患者と健康な人の腸内細菌叢に違いがあることは、糖尿病、炎症性腸疾患、動脈硬化などで示されています。ただ違いがあるだけでは、病気の原因なの か結果なのかわからないとのことです。現在では、健康な人の便を炎症性の腸の病気をはじめ、さまざまな病気の患者に移植する臨床研究も行われてい るそうです。


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配信 Willmake143

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