7月, 2019年

ブルーベリー,の健康効果

2019-07-25

ブルーベリー,の健康効果
ブルーベリーの健康効果日経ヘルスには、どんな食事が病気の予防になるの?また、どんな習慣がアンチエイジングにつながるの?世界中で進む、“健康”にまつわる研究について、注目の最新結果を紹介するコーナーがあります。
同誌2019年8月号では、ブルーベリーの青色の色素が血管の働きを回復させるとして、次のように研究内容を紹介していました。

ブルーベリーに含まれる青色の色素「アントシアニン」は、血管の健康に役立つことが、英国の研究でわかった。
健康な男性60人を対象に複数の試験が実施された。血管の健康状態は、血管内皮細胞の機能を測る検査で評価した。まずブルーベリー飲料(ブルーベリー100gでアントシアニン150mgに相当)とアントシアニン160mgを含む飲料、それらを含まない飲料が比較された。
摂取2時問後、前者2つの飲料の群では血管内皮機能の改善が見られた。その効果はアントシアニン量が多いほど高いことも判明。
ブルーベリー飲料を1日2回、1ヵ月間摂取する試験では、1週間で血管内皮機能は改善、2週間後はさらに改善し、それ以降も改善は維持された。
またブルーベリー飲料を1ヵ月続けると、収縮期血圧(上の血圧)も低下した。 「ブルーベリーの継続的な摂取は心臓や血管に良い効果をもたらすだろう」と研究者らは述ベ ている。



ブルーベリーの健康効果2019年7月2日に放送されたテレビ朝日系『名医とつながる!たけしの家庭の医学』でも、ブルーベリーに含まれる色素成分のアントシアニンが血糖値を下げる働きがあり、高血圧の改善に大きな効果が期待できることを紹介しています。
日本でプルーベリーというと「目にいい」というイメージが強いですが、ブルーベリーは米国ではスーパーフードに位置付けられており、さまざまな面での健康効果に関する研究が盛んに行われているそうです。
科学系ニュースのサイト「ライブ・サイエンス」がスーパーフードとしてその筆頭に挙げているのが、心臓や認知機能の改善、糖尿病などへの健康効果が注目されているブルーベリーだとニューズウィーク日本版ウェブ編集部が2019年6月21日にアップしていました。

配信 Willmake143

熱中症と夏血栓

2019-07-22

熱中症と夏血栓
熱中症と夏血栓女子栄養大学の月刊誌 栄養と料理2019年8月号に「熱中症と夏血栓の危険信号と対策」が特集されていました。
真夏日や猛暑日が続くと心配になるのが熱中症です。暑さから体が脱水状態になると夏血栓(脳梗塞)も発症しやすくなるといわれています。
特集の中で、熱中症と夏血栓の症状と対策について解説しているのは、東京医科大学の浜岡隆文教授です。

気温が高くなると体温も高くなります。通常であれば汗をかいたり、皮膚の表面から放熱することで熱を逃がして体温を下げるのですが、あまりに高温になると汗をかいても体温が下がりません。
それでも汗は増え続けるため、血液中の水分や塩分が不足して体液のバランスがくずれます。その結果、熱中症の症状が現われるのです。
体温調節の機能が未発達な乳幼児や、暑さやのどの渇きを自覚しにくい高齢者は特に注意が必要です。
体温の上昇と脱水を避けることが熱中症予防の基本です。飲み物だけでなく、食事をきちんととることも重要。暑くて食欲がないからといって食べないでいると、血液中の水分や塩分が不足してしまうので注意しましょう。


熱中症と夏血栓


熱中症と夏血栓もともと動脈硬化で血管が細くなっているところに暑さによる脱水状態が加わると、血液中の水分が不足して血液が粘度を増し、血栓ができやすくなります。
動脈硬化のリスクとなる高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習價病がある人や、それにつながる肥満や運動不足、多量飲酒や喫煙などの生活習慣がある人は要注意です。

年をとるほど動脈硬化は進むため、高齢者は特に注意が必要です。
また、睡眠中は脱水になりやすいうえ、血圧も低下するため血流が悪くなり血がかたまりやすくなります。

配信 Willmake143

長生きしたいなら医者より歯医者の深い理由

2019-07-17

長生きしたいなら医者より歯医者の深い理由
長生きしたいなら医者より歯医者の深い理由ビジネス誌 プレジデント2019年8月2日号の特集は「20歳若くなる最強メソッド 若返り入門」でした。
その特集の中には「長生きしたいなら医者より歯医者の深い理由」という記事もありました。記事の冒頭にはこう書いてあります。
「血圧や肝臓など健康診断の「数値」には一喜一憂する一方、歯のケアに関してはあまり気を使わない人が少なくない。
だが、口の中から発生する歯周病菌が血管に侵入して全身を巡り、脳や心臓などに重大な病気を引き起こす可能性が高いのだ」。
記事の中では、脳血管障害や認知症などに歯周病がかかわっていることにも触れています。



長生きしたいなら医者より歯医者の深い理由2013年、アルツハイマー病の患者の脳から歯周病の原因菌が発見されたと書いてあります。
患者10人中、4人の脳からこの菌が見つかったが、同じ年齢で認知症ではない10人の脳からは全く検出されませんでした。
歯周病菌からできる物質により、アルツハイマー病特有の脳の異常が引き起こされる可能性もわかってきているとのことです。
日本大学歯学部の落合邦康特任教授(口腔細菌学)らは、歯周病の原因菌によって作られ、口臭の原因にもなっている「酪酸」が血管を介して脳の海馬で、鉄分子などを作りだすことを突きとめました。この鉄分子が脳細胞を破壊するのだそうです。
今年1月にはアメリカで、アルツハイマー型認知症との関係をさらに補強する論文が発表された。
アルツハイマー型認知症の人の脳には歯周病蔵が生み出した「ジンジパイン」という酵素が存在したという内容です。

時価総額約9兆円のソフトバンクグループ会長兼社長の孫正義氏が健康面で人一倍気を使っているのは、歯だそうです。
世界中を飛び回る続く多忙な中でも、定期的に3ヵ月に一度の歯科検診は長年続けていると元ソフトバンク社長室長の三木雄信氏は語っています。
孫氏がそこまで歯のチェックにこだわっているのは「米国などでは歯並びと白い歯がその人の健康のバロメーターという考え方があるからです。
彼はサプリメントでバランスよくビタミンを摂取していたし、好んで飲んでいたのもフランス製のミネラルウォーター・ペリエでした」(ウェブメディア「マネー現代」より引用)
ちなみに、酒を一滴も飲めず、食にはこだわらないことで有名な孫氏も、定期的な運動など、自己のメンテナンスには多大な注意を払っているようです。
今や、経営者ならずとも定期的な検診は常識。自分の歯の寿命が、自分の仕事での‟活躍寿命“を決めると言っても過言ではないと書いてありました。

配信 Willmake143

うんちアプリで病気発見

2019-07-16

うんちアプリで病気発見
うんちアプリで病気発見赤ちやんの便を携帯電話のカメラで撮影し、色合いを識別して病気の早期発見につなげる試みが進んでいます。聖路加国際大学などの研究チームが、胆道閉鎖症の可能性を調べるアプリ「Babyうんち」を開発し、一般向けに提供していると2019年7月14日の毎日新聞が伝えていました。
胆道閉鎖症は、肝臓と腸をつなぐ胆道が塞がり、肝臓で作られる胆汁が腸に流れなくなる病気です。発見が遅れると、肝硬変を起こして死亡することもあります。
患者数は1万人に1人とされ、生後4ヵ月ごろまで発症する可能性があるそうです。発症すると便が白っぽくなるのは、便を黄色くする胆汁の働きがないためで、皮膚や白目が黄色くなる黄疸も見られます。
自宅での早期発見を促すため、2012年以降は全自治体の母子健康手帳に、便の色の目安を7段階に分類したカラーカードが掲載されています。
このうちクリーム色やレモン色、薄緑といった、白に近い3段階の色に当てはまると要注意とされています。
しかし、便の色は食べ物や体調によって異なり、個人差もあります。病気かどうかや受診が必要かどうかを、家庭で見極めるのは難しいそうです。
アプリは撮影した便の色を分析して病気の可能性を判別し、数秒で判定が出ます。注意が必要な場合は「できるだけ早く小児科医、小児外科医に相談してください」などと表示されると記事には書いてありました。


うんちアプリで病気発見アプリの開発は、研究チーム代表の星野絵里・同大講師 (公衆衛生学)の長女(10)が胆道閉鎖症だったことがきっかけだったそうです。
出産から間もなく、助産師が黄疸から異変に気づき、医師に「うんちの色を毎日見てください」と言われたが、カラーカードを見ても判断がつかなかったといいます。
「もっと簡単に判断できる技術があるはず」という思いが強まり、小児科医や人工知能学の専門家らを中心とするチームを作り、開発を始め、16年9月に完成。これまでに2万4000件のダウンロードがあったそうです。
アプリの判定は、医療機関を受診するかどうかを判断する一助で、確定的な診断ではありません。

「Babyうんち」はアプリ提供サイトから無料でダウンロードでき、現在はアイフォーンで使用できます。

配信 Willmake143

あごこり

2019-07-12

あごこり
あごこり週刊ポスト2019年7月12日号は、あごの筋肉の“こり”を取り上げたNHKガッテン!の番組内容が大反響を呼んだと記事の中で書いています。
大反響を呼んだというNHKガッテン!(2019年6月12日放送)のHPには、次のように番組内容が解説されていました。

「食べる、しやべる、笑う‥・。生きるために欠かせないこれらの動作のため、私たちは毎日2000回以上「あご」を動かしている。実は、そんなあごに悩みを持っている人が意外に多いことが分かってきた。
平成28年に厚生労慟省が行った実態調査では「あごの関節が痛い」「口が開きにくい」「音がして不快」「笑顔が作れない」といったあごのトラブルを抱える人の数は、全国で1900万人に及ぶと判明!
中には症状が悪化し、うつになったり食欲不振で拒食状態になる人までいることが分かった。
なぜ、これほど多くの人があごに不調を訴えるのか?その原因は、これまでは主に食習慣の変化などからくる「噛み合わせの不具合」だと考えられてきた。
そんな中、昨年秋に国内初の 「治療ガイドライン」が完成!あごの不調の真の原因は、肩こりや腰痛と同じ、筋肉の過緊張状態=“あごこり”にあり、簡単セルフケアでも症状を大幅に改善できる、とされたのだ!
ケアのポイントは、あごの筋肉をほぐすためのストレッチとマッサージ。専門家もおすすめ!朝晩2回でOKの簡単セルフケア術を伝授する!

あごこりセルフチェック法としてガッテン!で紹介されていたのは、
顎関節症の診断基準で、口の開きにくさ(開口障害)の目安として用いられている「口が縦に35〜40mm以上開くか」です。
35〜40mmとは、「指を縦にして(第2関節まで)3本程度」に相当します。指の太さには個人差がありますので、あくまでも「目安」です。


あごこり

配信 Willmake143

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