養生美容のすすめ

2021-10-27

養生美容のすすめ新しい生活に切り替わるにつれて、肌を養うかのような本質的なスキンケアに注目が集まっています。
それは目先のエイジングケアではなく、本当の意昧で肌を健やかに保ちたいと考える人が増えているからでしょう。
さらに、人生100年時代のいまだからこそ、肌の健康への意識も高まっています。肌を健やかに保ち、100年維持する。
そんな、養生美容を、始めませんか?という文章で始まる特集記事が婦人画報2021年11月号に載っていました。

皮膚科医の津田攝子先生は、「いままで女性は、潜在的に、自分の付加価値を上げるための美容を求めていたように思うんです。
例えば、他人から素敵ね、とか、若いわと認めてもらいたいという気持ちが、やっぱり大きかった。
それが、人との接触や外出の機会も減って……そうすると、もう他人に認めてもらうことの意味が薄れてくるわけです。
さらに新しい生活習慣や感染症への不安もありますから、誰もが体をいかに健康に保つかを真剣に考えるようになりました。
その延長で、肌のお手入れも健康の視点から考える人が増えています」。と語っています。

この特集で 紹介されている「養生美容」とは、こうした本質的な美容のこと。将来を見据えて、堅実に、肌を育むスキンケアが提案されていました。
「健康用語で、フレイルという言葉がありますが、これは、虚弱という意味で、老化により筋力の低下など、身体機能が衰え、健康に障害が出ることを指します。
しかしフレイルは、適切な対応をすれば予防できるとされています。そこから派生して、近年では、スキンフレイルという言葉が生まれています。
皮膚も老化で虚弱が進みますが、適切なお手人れで予防できますし、進行を遅らせることもできるのです」と津田先生は述べています。

人生100時代のいま、皮膚の健康は、そのまま体の健康に直結。
「数年前に、70歳を過ぎると、皮膚がんをきっかけとした死亡率が上がるという調査データが出てきました。昔はそこまで長生きする人は少なかったのですが、いまや他人事ではありません。
皮膚がんには紫外線、肌老化には大気汚染、食事、ストレスなどによって発生する活性酸素が影響します。紫外線や活性酸素から皮膚を守ることは、もっと重視されるようになるでしょう。
肌の調子が悪いときだけ慌てて特別なお手人れをするのではなく、日常的に肌を養う美容習慣を作ることです」と津田先生は話しています。


養生美容のすすめ
日々の食事や運動が体の基盤を作るのと同じように、毎日続けるお手入れこそが、長持ちする丈夫な肌を作ります。

皮膚の健康の先にキレイが宿ることを、いま一度認識して、白分の肌と向き合ってほしいものです
と記事には書かれていました。

配信 Willmake143

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