夏の食中毒 どう防ぐ

2022-06-13

夏の食中毒 どう防ぐ2022年6月11日付の日経新聞に「夏の食中毒 どう防ぐ」という記事が載っていました。

食中毒は細菌やウイルス、キノコの毒などがついた物を食べて腹痛や下痢、発熱などを起こす病気です。特に高温多湿になる6〜9月は細菌が増殖しやすく、食中毒が増える時期です。

埼玉医科大学総合医療センター、総合診療内科・感染症科の岡秀昭教授は「発症初期に高熱が出てインフルエンザに似ているため“夏のインフルエンザ”ともいわれる。
ほとんどは数日で軽快するが、ごくまれに、感染から数週聞後に手足の麻庫や呼吸困難などを起こすギランーバレー症候群になることがある」と注意を促しています。


夏の食中毒 どう防ぐ食中毒はどう防げばいいのか。
最も重要なのが食品についた菌やウィルスを死滅させることです。それには十分な加熱が欠かせない。
「肉や魚はしっかり加熱する。特にミンチ肉は内部にも菌がいるため、中心まで火を通す」と曰本食品衛生学会長で東京農業大学の小西良子教授は助言しています。

小西教授は「まな板や包丁、ボウルなどの調理器具は、生肉や魚に使うものと野菜などに使うものを分け、使用後は十分に洗浄する」と話しています。


夏の食中毒 どう防ぐ菌を増やさないことも大切で、食品は購入後速やかに冷蔵庫で保存することです。

盲点は冷凍したものだそうです。「肉などを室温で解凍すると温度が上がり過ぎて菌が増えることがある。解凍は冷蔵庫で」と小西教授は付け加えています。

配信 Willmake143

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