低気圧不調

2022-06-26

低気圧不調低気圧の接近とともに、体調が悪くなる経験をしたことはありませんか?近年、それらは「低気圧不調」や 「天気痛」などの名前で認知されつつあります。
気になるそのメカニズムと対処法を婦人公論2022年7月号と週刊朝日2022年6月10日号が紹介していました。
気圧が低い日や寒暖差の大きい日が増える梅雨シーズン。梅雨があけると今度はゲリラ豪雨や台風など、急激な気圧変化が起こることも多くなります。
そんなときに起こる頭痛や倦怠感、めまい、気分の落ち込みなどの不調は、近年、注目され、「気象病」や「低気圧不調」などと呼ばれるようになってきています。


低気圧不調中部大学教授の佐藤純医師は、これらの症状を専門に研究し、なかでも天気の悪さによる痛みの悪化や寒暖差による不調を「天気痛」と命名。

愛知医科大学病院・いたみセンターで国内初の天気痛・気象病外来を開設し、‟天気痛ドクター”として患者に向き合っています。

佐藤医師は「『天気痛』自体は命名される以前から存在したのでしょうが、最近は5月でも梅雨のはしりのような天候が続いたり、急な雷雨などで気圧が急変する日が増えたりしたことで、症状に悩む方が多くなっていると考えられます。
人類が発展する中で生み出した異常気象が、自分たちの体にストレスとなって跳ね返ってきている面もあるのでしょう」と話しています。

佐藤医師は、「気圧の変化を感じるのは、耳の奥にある『内耳』だと考えられます。耳の血行不良を改善するため、耳たぶを指でつまんで軽く引っ張る、くるくる回すといったマッサージをしたり、温めたりすることで、『天気痛』の症状を緩和できる可能性があります」として耳マッサージをすすめています。

配信 Willmake143

Copyright(c)2010 FUJITA DENTAL CLINIC All Rights Reserved.